母が残してくれた毛糸。 手先が器用な母でさえ、鉤針だろうが棒針だろうが頑として形にならなかった毛糸。 その毛糸は手触りだけは良いものの、隙あらば針から逃げていく。 腹が立つ程強情な毛糸。 以前、指位の太さの棒針で強引に編み始めたメリヤス編みは…
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